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新しい、私でありたい。

シンプルに生きる

お母さんとわたし。

スーパーや、街中でお母さんに甘えて

泣きじゃくる子供。

 

ほっとけない。

 

お母さんはお母さんで必死。

 

誰が悪いとかはない。

 

理由は何にしろ、泣いている子供は

ほっとけない。

 

私も泣き虫だったしね。

泣く子供の気持ちはよくわかる。

 

お母さんも必死だし

泣いている子供とは

目はなるべく合わさないのだけど

目が合うこともある。

 

そしたら、泣き止んで笑いながら

手を振って来る。

 

この前なんか、

泣きながら手を振ってきた。

 

子供って私にそっくり。

 

泣き止むとお母さんはいらついているようにも見える。

たぶん、

いらつく矛先は私かもね。

その気持ちもわかるから、

人の子供には声はかけない。

 

かけないんだけど

かけられることが多い。

 

仕事してるときに一人でランチしてたら

何食べてるの?って子供に聞かれたり

普通に話し掛けられたりよくしていた。

 

あまり仲良くすると

それに気づいたお母さんは

またいらついているから

ほどほどに相手をする。

 

お母さんも必死なんだよね。

でも、子供も必死。

ママが大好きなんだよね。

甘えたいんだよね。

 

入院中は、

小児病棟と同じフロアだったので

毎日子供の泣き声が聞こえてきていた。

 

痛いよー。

いやだいやだ。

 

他の患者さんから

私は若いのに気の毒いと

心配してもらうことがよくあった。

 

私からすれば、

私より何倍も若い子供たちの方が

大変だし心が痛かった。

 

散歩をするふりをして

小児病棟まで歩いてみた。

病室を覗くと

一人の女の子が

管をいっぱいつけて座っていた。

 

ほんとはいけないんだけど

私なりに力になりたいと

いたたまれなくなって

手を振ってみた。

そしたら、手を振り返してくれた。

 

それから

後日、その子は元気良く廊下を走り回って

お母さんと楽しそうにしていた。

 

あれ?

もう元気じゃん。

 

良かった。

お母さんも毎日心配だよね。

 

看病してるお母さんたちと良く

すれ違ったりいろんなところで会ったりはしたけど

子供を産み育てたこともない私には

声をかける勇気もなくただ

心の中で祈るだけ。

 

私のお母さんもずっと必死なんだよね。

 

今でも。むかしからずっと。

最近そう思う。

 

お母さんは、私の病気を受け入れることも出来ずに

ずっとため息ばかり。

久々に私に会ったら

髪の毛も眉毛もまつげもなくなって

別人になっていたらそうなるよね。

 

お母さんにはないもの。

 

それを義理のお母さんに求めて

私は治療を乗り越えた。

 

お母さんはお母さん。

私のお母さん。

 

お母さんが変われないなら

私が変わろう。